私のヨットの舷灯は、下写真のように右側だけLED化されていた。取り付けられていたLEDを見ると2023年製だったので、前オーナーが結構最近に交換されたようだ。ヨット購入時は左舷灯も船尾灯も灯ることは確認していたが、ふと気になって左舷灯を確認したら、灯らなくなっていた。電球切れなら電球だけを交換する手もあるが、この際なので、まだ灯っている船尾灯も一緒にLED化することとした。

早速ネットで購入し、取替作業。古いものと同じ小糸製のものを使うと、ネジ穴やネジがそのまま使えるので便利である。舷灯と船尾灯本体の船体からの取り外しと取り付けは比較的簡単であったが、結線に苦労した。最初に取り掛かった船尾灯では、半田付けしたのであるが、これが美しくできず、思ったより太くなってしまった。因みに私のヨットは、2000Wインバータが取り付け済なので、10mACケーブルを使えばマスト上以外なら半田付けできる。太くなったので準備していた熱収縮絶縁チューブが入りにくくなった。仕方がないので、入るところまで無理やり入れて、後は絶縁用にビニルテープを巻き付けた。しかし、これでさらに太くなり、2本のリード線を一緒に中に入れる防水用熱収縮チューブに中に入りにくくなった。これもまた若干無理やり被せて、最後は両端を自己融着ブチルゴムテープを巻いて完了とした。当初の想定よりはかなり雑な作業となってしまったが、船尾灯は灯るし、一旦これで良しとした。

次に左舷灯。本来は太い熱収縮チューブを準備してからにすべきだったかもしれないが、何となく片付けてしまいたくなり、作業続行。左舷灯は半田をあきらめ、手元にあった裸圧着スリーブで結線した。これが適切な圧着スリーブだったのかと言われると違うような気がするほど、圧着力が必要だったが、取り敢えずこれで結線。先ほどの学習効果もあり、こちらは段違いの位置で結線したので、簡単にはショートしないと思うがビニルテープ巻き付けで絶縁をして、その後防水熱収縮チューブを被せて、両端を自己融着ブチルゴムテープを巻いて完了とした。こちらも勢いで作業を進めてしまい(反省)若干雑な出来上がり。圧着が弱くて経時的に抜けたりしないか若干心配だが、注意して時々確認することで良しとした。

マスト灯もいずれ交換必要なのだろうが、この作業は数段ハードルが上がるので、当面このままだと思う。