レイマリンのこのタイプのオーパイの耐久性があまり高くないのは共通認識かと思う。偶然かもしれないが、ここ1か月で「調子が悪い」という3人の方と会話した。一人はこれまでの使用期間も考慮して新規購入予定とのこと。一人は本体とは別の供給電源系の初歩的問題で解決。一人は分解再組付け(蓋を開けて少し触ってまた閉じた)で直ったとのこと(接触不良か)。そんな会話の直後である。オートパイロットでセーリング中に、急に必要以上に作動してしまうという不安定状態になった。マリーナまで約2時間、手動で舵取りを覚悟したが、調子が良くなったりもする。暫く様子を見ていたが、どうも私が近づいて、オーパイの横に座るとご機嫌斜めになる。嫌われているのか?

不安定現象を見ていると、何となく方位を正しく認識できなくなる時がある感じ。内部の接触不良だけなら、一度分解して簡単に直せそうでもある。でもホントに私が近づいた時だけ?いろいろ考えてふと気付いた。その日は初めて下写真のGOPROをポケットに入れてセーリングしていた。もしかしたら、これが磁気を狂わせているのか?

そこでGOPROをポケットから取り出してみた。するとそれ以降は、私が近づいても従来通り安定して作動するようになった。一時は10万円の出費も覚悟しないといけないかと思ったが、まだ当面は使えそうである。良かった。実際はGOPROそのものが磁気を狂わせていたのでなく、GOPROに付けていた固定具の磁石(上写真下部端面の円形部)が悪さをしていたかもしれないと帰宅後に思ったが、どちらが悪かったかの確認まではできていない。