アンカー交換1 ーチェーンとロープの交換準備ー

ヨット整備

現在の私のヨットのアンカーは、

ウインドラスとスプライス | Exciting Life Beyond the Turning Point

に主な内容を記載したが、約11kg(25ポンド)のCQRアンカー+4.5mチェーン+45mロープ で、取り敢えずのアンカリングはできるレベルである。しかし先輩方の走錨経験が記載されたブログなどをいろいろ見ていると心配になり、レベルアップすることにした。

チェーン&ロープの選定と購入

チェーンの種類はウィンドラスに適合するDIN766の8mm(亜鉛メッキ)を選定。長さはネットで色々勉強させて頂いて、最終的に20mとした。チェーンの効果は出したいが、バウにあまり重い物を積みたくない。また、船体への固定方法がスナバーを使ったり(チェーンだけの場合)、クリートに固定(ロープの場合)したり、固定方法が場合によって頻繁に変わることも面倒で避けたい。ということで、20mチェーンならほとんどの場合チェーンは出し切って、ロープをクリートに固定することになるだろう、との想定である。ロープは現状同等の16mmクロスロープを60mとした。合計で80mである。

チェーンはオンズマリネットに発注。ロープは以前舫ロープを購入したロープハンターに発注した。ロープハンターは最初は知人に教えてもらったのだが、私が知る限り最安で、以前購入した舫ロープも全く問題無かったので再度の利用である。但し、指定長さでの切り売りではないので、100mを発注。

スプライスとカラーリング

「ウインドラスとスプライス」のところに記載したが、以前、アンカーチェーンとロープ(既使用)のスプライスをするのに非常に苦労したので、今回はバイスがあるなど少しでも作業環境の整った自宅でスプライス作業をすることとした。チェーンを固定しておくのにバイスは非常に役立ったが、スプライスは驚くほど簡単にできた。新しいロープだとこんなに簡単にできるのかと感動したくらいだ。以前購入したセルマーのスプライスツールは使ったが、これがなくても割箸等1本あれば、ほぼ問題なく作業できる。ロープが未使用で柔らかいとこんなにも違うのか。下記は5回ほどスプライスした状態の写真。

下記はロープ末端を切断後ライターで溶かして末端処理後の写真である。

スプライス後は、投錨深さがわかりやすいようにラッカースプレーでカラーリング。チェーンにカラーリングしているのは見たことあったが、ロープにカラーリングしてるのは見たことがなく、大丈夫かな?と少し気になったが、そのまま作業を進めた。

後はこれをヨットまで運び取り付ければいいのだが、とにかく重い。チェーンだけで約30kg。ヨットでの取付作業は、「アンカー交換2」で記載する。

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