プラヤデルカルメンへ
準備万全という訳ではない。長い旅行なので何が起こるかは分からないが、ワクワク感は満載で出発。まだ夜明け前の暗闇の中を、空港郊外のパーキングへ向かい、パーキングの送迎車でセントレア空港に到着したのは6時前。カウンターが開くまで少し待った後、チェックインして身軽になった。まずは羽田へ向かい、そこからシカゴ行のフライトである。快晴の中、富士山、都心部、スカイツリーを1枚に収めることができた。

シカゴ乗継では一度アメリカに入国審査後、スーツケースを受け取って税関通過。シカゴは仕事で何度も来たことがあったが、慣れたターミナルと違ったので、初めての空港に来たように感じた。今は慣れたが、トランジットを含めて今は多くの国で入国毎に顔写真と指紋を採られる。私の生体情報は世界中のどういう領域で使われるのであろうか。悪いことをするつもりはないので問題ないのであろうが、いい気分ではない。
シカゴからはメキシコカンクン向けのフライトで、比較的順調。下写真は初めて見るマヤ文明が育まれたユカタン半島の密林である。とうとうここまでやってきた。

カンクン空港到着後は、まずは現地通貨のメキシコペソをATMで引き出そうとした。ATMは何台も存在するのだが、まともに動いているものがすぐに見当たらなかったので、ここでのキャッシュ引き出しはあきらめて、宿泊地であるプラヤデルカルメンまでADOバスで向かうこととした。バスのチケット購入については、比較的新しい皆様のブログで事前勉強していた。空港のバゲージクレームにあるカウンターで買うとカードが使えるが、一旦外に出ると現金のみとの情報があったので、バゲージクレームで買おうとしたが、どうしてもチケットカウンターが見つからず(多分今は存在しない)。諦めて外に出て、結果的に下写真のようにバスの目の前の仮カウンター?でカードで購入できた。席は自動的に指定される。たまたまその時停車していたバスが、プラヤデルカルメン行だったので、バスを探すことなくそのまま乗車できた。下の写真を見て分かるが、メキシコペソは$で表示されていることが多い。USDと同じなので、最初は戸惑ったが、慣れてくると値の違いから、なんとなくわかるようにはなった。

バスは間もなく出発したが、その時の様子が下記。

以外と人は少ないな!と一瞬思ったが、私がいたターミナル3がバスの始発ターミナルで、そこから順次他のターミナルを回ってから空港出発となり、空港出発時には8割程度の乗車率となっていた。快適なバスで暫くすると眠り込んでしまったので、プラヤデルカルメンには比較的すぐに到着した。宿はバスターミナルから50m程度のところを予約していたので、徒歩ですぐに宿に到着。ここまでは比較的順調であったが、問題もいくつか発生しており、この時点では、①メキシコペソを入手できていなかったこと、②ESIMの接続が非常に不安定であったこと、③翌日のチチェン・イッツァツアーをGetYourGuideで申し込んでいたが集合場所が急に変わったこと、の3つ。②はメキシコでは終始不安定なままであった。この解決策はチチェン・イッツァ訪問時に予期せず見つかったので、③と合わせてチチェン・イッツァ欄で記載する。そして、①は一旦宿に荷物を置いてから、近くの銀行ATM(町中のATMは心配だったので少し遠かったが銀行ATM)までいってキャッシングすることとしたが、ここでの私の思い込みによるトラブルが発生した。
Sony Bank WALLET問題
実は今回の旅行のために、新たにSony Bank WALLET(Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)|ソニー銀行(ネット銀行))のカードを作成していた。Sony Bank WALLETを新たにを作ったのは、外貨預金ができること(但し外貨預金としてメキシコペソの取り扱いは無い)や為替手数料が安いことに加え、ApplePayで使えることが最大の理由である。特に外貨預金ができるUSDやEuro地域で使うには最適であるように感じた。外貨預金ができることや為替手数料が安いという理由なら、SMBC信託銀行のプレスティアグローバルパス(Visaデビットカード「グローバルパス」|SMBC信託銀行プレスティア)(こちらは外貨預金としてメキシコペソ取り扱いがあるし外貨購入為替手数料が当時ゼロ円だったが、メキシコペソは今回の旅行以降に使う機会はほぼ無さそうだったので、余った場合は無駄になると考え、メキシコペソに換金してペソ預金することはしなかった)でもいいし、このカードは既に持っていたのだが、唯一不便なのはApplePayで使えないことである。特に海外では財布からカードを出し入れするなど余分な作業をしたくなかったので、Applewatchのタッチで簡単に支払いできるApplePay登録可能なカードでかつ為替手数料が低いカードを持ちたかった。そしていろいろ探して新たにSony Bank WALLETを作成していた。少し話は長くなったが、このカードでキャッシングするのは今回初めてである。ただ、銀行ATMでなんどやってもうまく現金を引き出せない。カードを挿入して暗証番号を入力し、出金額を選定するところまでは進むのだが、最後にもう一度暗証番号を入力したところでエラーになる。最後はあきらめて、プレスティアグローバルパスを使うこととし、こちらは問題なくキャッシングできた。後から調べて分かったのだが、Sony Bank WALLETでは日本国内でキャッシングするときの暗証番号(通常数字4桁)と海外でキャッシングするときの暗証番号が別設定となっており、海外でキャッシングするときには日本国内で使用する「キャッシュカード暗証番号」ではなく「VISAデビット暗証番号」という別設定した暗証番号を入力する必要があるのである。しかしそれを知らなかった私は一生懸命何度も「キャッシュカード暗証番号」を入力して、最後はロックされてしまったのだ(ロックされたとのメール連絡がやってきて認識)。カード挿入直後に入力した暗証番号も「キャッシュカード暗証番号」なのだが、ここでエラーにならなかったのは何故かはいまだにわからないが、ここでエラーにならなかったので、まさか暗証番号を間違えているとは思わなかった。折角今回の旅行のためにSony Bank WALLETを準備したのに、初日から使えなくなってしまったのである。そして一度ロックされると有料でカード再発行しないと回復できないとのことだったので、この処置は帰国後にすることとし、今回旅行中のロック解除はあきらめた。しかし、帰国後のロック解除申請を行ったわかったのだが、この申請を行うと、カードは自宅郵送されて入手するまで使えないが、ApplePayはほぼ翌日くらいにはロック解除され使えるようになった。これを知ってたらメキシコでロック解除申請をして使えたのだが。。。なかなかうまくいかないものである。
チチェン・イッツァ遺跡
結果的にチチェン・イッツァ遺跡ツアーは十分楽しむことができた。最初に関連?トラブルについて記載する。
GetYourGuide問題1
私はこれまでも海外で現地ツアーが必要なときには、比較的リーズナブルという理由でGetYourGuide(アクティビティ、チケット、ツアーを予約する | GetYourGuide)のツアーを利用しているし、これまで特にトラブルもなく、安心して使ってきた。今回は初めてのメキシコで、私が探した限りではチチェン・イッツァ遺跡へ行くことができる公共交通機関は見つからなかったので、GetYourGuideのツアーに申し込んでいた。GetYourGuideのツアーでは、ツアー前日(今回の我々であれば、メキシコ到着日)に、ツアー集合時間の詳細が連絡されることになっている場合が多い。受けた連絡では集合時間は朝の6:30でこれは問題なかったが、場所が事前に連絡を受けていたところから大きく変更となっていた。宿から約1.5kmなので、歩いて行けない場所ではないが、はじめてのメキシコに到着したばかりで、早朝のまだ暗い町中を歩いていくのは若干の不安がある。しかしまずはそんなことより一旦確定していた集合場所が急に変わったことが非常に不満であり、WhatsAppアプリで早速文句のメールを返信した。「GetYourGuideのアプリ上でも集合場所は確定している。その場所まで迎えに来い!」「いやそんなはずはない。」「そんな遠くまで急に言われても行けない。」「我々ツアー会社はそんな連絡受けてない。文句あるならGetYourGuideに言え!」 なんどかこんなやり取りをした後、恐らくこのツアー会社には落ち度はなく、GetYourGuideアプリ上の問題のように思えてきた。また集合場所まで行けないこともないので、最終的には提示された集合場所まで行くことにした。その時は、後からGetYourGuideに文句を言おうと思っていたが、その後もいろいろありすぎて、何も文句はまだ言っておらず、今となってはもうどうでもよくなっている。因みにツアーそのものは満足だった。
ESIM通信不安定問題
ここ数年、海外渡航時は、安いという理由で私は「GlobaleSIM」(Global eSIM: Best International eSim & eTravel SIM Solutions)というのを使っているが、昨年行ったインド(新規クライアント(インド) | Exciting Life Beyond the Turning Point)を除いてこれまであまり困った記憶はなかった。インドでは通信が結構不安定であったが、そんなこともあるかと半ばあきらめていた。しかし、ここメキシコでも非常に不安定で困っていた。しかし、結果的には意図せずして解決することができた。たまたまチチェン・イッツァツアーで一緒になった日本人旅行者も、メキシコ到着時にESIM繋がらない問題で困ったそうだが、その彼女に「もし楽天使ってるなら、2GB/月までは海外ローミング無料だよ。」と教えてもらった。2GBあれば緊急時対応としてなら十分である。そして、偶然にも私は楽天の株主優待無料ESIMを使っていたので、そのローミングをONにしてESIM起動すると、早速通信が繋がった。しかもGlobaleSIMより確実に安定している。こんな便利なものを持っていたのに、海外でこの機能を使えることを全く知らなかった。日本での私の経験からは、楽天は通信品質が良くない印象をもっていたが、海外でこの安定性は便利であり楽天を見直した。今回の旅行中は、その後も基本はGlobaleSIMを使い、これが不安定な時には楽天を使うという方法で、楽天に大いに助けてもらい、この後はあまり通信に苦しむことはなかった。
チチェン・イッツァ
さて、本題のチチェン・イッツァに移りたい。早朝6:30の集合場所まで約1.5kmだったので、まだ暗闇の中を6時前に徒歩で出発した。出発前は少し不安であったが、朝からランニングしている人や既に清掃を始めている人などがいて、不安はすぐに無くなった。集合場所は、様々なツアーの集合場所として利用されているようで、我々のツアー以外の人々も多く集まっていた。我々のツアーは始発がカンクンとなっているようで、10分ほど遅れて既に客を乗せた小型ツアーバスがやってきた。比較的新しいバスで座席は広くはないものの快適であった。乗車後、約2時間の乗車時間と聞いた後眠ってしまったが、目的地に近づいて目覚めたときに時計(Applewatch)を見たら、まだ約1時間しか経っておらず、「非常に順調に来たのかな?」と一瞬思ってしまった。しかし、その後車内でガイドさんが「1時間の時差がある」と教えてくれて納得。
初めて来るマヤ文明。マヤ文明のことはほとんど勉強してこなかったが、チチェン・イッツァのピラミッドやククルカンは圧巻である。午前中のチチェン・イッツァまだあまり混んでもおらず、ゆっくり見ることができた。

下の写真には骸骨の彫刻が並んでいるが、昔ここには戦いで殺した敵兵の首が見せしめのために並んでいたらしい。

2023-24年にかけては、ローマやトルコで多くの遺跡を見て感動したが、海を隔てて遠く離れたこの地域にも紀元前2000年頃からここに代表されるようなマヤ文明が栄えていたことは驚きである。

遺跡を堪能したあとは、昼食を取ってプラヤデルカルメンまで戻ってきた。昼食後の帰りのバスでは、行き以上に深く眠ってしまい、全く記憶がなく一瞬の内にプラヤデルカルメンまで戻った感覚であった。戻ったのは午後3~4時頃であったろうか?まだ日差しは暑い。土曜日だったこともあるのか?ビーチは多くの人々でにぎわっていた。尚、この時見た海が、私にとっては初めての紺碧のカリブ海であった。

コスメル島
チチェンイッツアの翌日は、コスメル島でのシュノーケリングである。コスメル島はカンクン辺りでは随一の透明度を誇るらしい、ということで、行くことに決めていた。いろいろ調べた結果、これも便利さ優先して、コスメル島フェリーターミナル集合のGetYourGuideツアーを申し込んでいた。がまたしてもGetYourGuideツアー問題が発生した。
GetYourGuide問題2
今回の問題は、「ツアー中止になるかもしれない問題」である。前日、つまりチチェンイッツア訪問日にメールが届き、「催行最小人数が集まらないので、中止になるか、他のツアーに紹介することになりそう。」とのこと。コスメル島のシュノーケルツアーは、GetYourGuideの中でもいくつかあったのだが、まだ評価数も極小で値も良くないものの、唯一集合場所がフェリーターミナルとなっていたこのツアーを便利さで選んだのが失敗だったかな?と考えていた。でも最悪でも他のツアーに紹介されて行くことはできるので、その場合の諸条件や集合場所はどうなるのか?というやり取りを何度かしていた。しかし、そんなやり取りをしている中で、「明日のツアーは予定通り催行決定」との連絡が来た。どうやら人が集まったらしい。結果的には問題解決したが、こんな事前やりとりさえこれまで必要なかったのに、今回の旅行では2連続。ふと、その次のエジプトで申し込んでいたツアーも不安になってきた(これについては、スペイン偏の中で記載する)。
コスメル島シュノーケリング
時間に余裕を持って行動したいこと、余った時間でコスメル島を少し散策したいこともあって、朝7:30プラヤデルカルメン初のフェリーに乗ることにした。宿からフェリー乗り場までは徒歩5分程度。下写真は、そのフェリー乗り場でカードで乗船券購入後の待ち時間に見た日の出である。こんな早朝から多くの人が集まっている。日の出を拝みたいというのは世界共通の思いなのであろうか。今日も天気は良さそうである。

プラヤデルカルメンとコスメル島の間には、3社のフェリーが運航していて、料金はほぼ同じ。自分の乗りたい時間に合わせて選べばよい。下は我々が乗ったフェリー。気持ち良かったので屋上の席に座ってコスメル島へ向かった。途中何度もトビウオが跳ねるのを見かけた。

海の色は本当に美しい。三河湾の海もこんなに奇麗だったらいいのに!!!と何度も思った。下写真はコスメル島到着後の散策時に撮影したものだが、水が透き通っている。

シュノーケルツアーは、前日に何事も問題なかったかのように始まった。昨日最初にメールがあったときには、我々2人しか参加者がいないようであったが、最終的には8人の参加者であった。シュノーケルポイントまでのボート移動中、ボートが少し浅瀬に行くと、下写真のようなカリビアンブルーになる。カリブ海でのカリビアンブルー、本物である。

いくつか写真が続くが、3か所のシュノーケリングスポットを回った。透明度はいまいちだったのかもしれないが、それでも多くの魚やカメに出会い、十分な美しさであった。実は私がこのようなボートでのシュノーケリングツアーに参加するのは人生2回目である。以前行ったのは、宮古島の八重干瀬。ここも本当に美しく、コスメルではあまり見られなかったサンゴが圧巻であった。コスメルはコスメルで十分素晴らしいのであるが、個人的には八重干瀬の方が感動は大きかったと思う。





3か所のシュノーケリングスポットを回った後は、下写真のような浅瀬(陸続きではない)の淵にボートをアンカリングして、ここで1時間弱過ごした。私にとっては3か所のシュノーケリングスポットよりもここが良かったかもしれない。こんな場所に来たことないし、想像もしていなかったので本当に感動した。テレビや映画でしか見たことのないカリブのビーチである。

下写真は海岸側を撮影したものだが、海岸との間には深い部分があり、浅瀬では繋がっていない、至福の場所であった。あまりに感動して、暫く飛び跳ねていたのを思い出す。

そしてこの浅瀬には、下2枚の写真のように、エイやサメのようなものが沢山やってくるのである。手を伸ばせば触れるし、実際触ってみたら、エイ?はヌルヌル、サメ?はザラザラであった。


暫く楽しんだ後は、水上に浮かべた軽食である。下写真の丸いトレーに乗っているのは、セビーチェという南米で親しまれているマリネ風料理(具材はイカがメインであった)とワカモレ(メキシコ発祥のアボカドを使ったディップソース)で、これをチップスですくって一緒に食べるととても美味しかった。後から考えれば、日本人の腹にとってこれは大丈夫なのかとても気になったし、今回の旅行中で食べた中でも最も危なそうな食事だったが、この時は美味しさのあまりどんどん食べていた。そして結果的にこれでお腹を壊すことはなかった。

すべての行程を終えてマリーナに戻る途中もまたカリビアンブルーである。

シュノーケルツアー終了後は、かなりの運動量であったためか、お腹が減っていたので、コスメル島フェリーターミナル近くのメキシカン料理店(下写真)で食事。ここも美味しかった。

プラヤデルカルメンへの帰りのフェリーは、行きとは別会社のフェリー(行きよりも大型船)となった。帰りの乗船時間を自由に選びたかったので、少し割安な往復チケットは買わなかったが、正解であった。

メキシコ2日目(到着日を除く)も、無事シュノーケルツアーを終え、十分楽しむことができた。
セノーテ(ドスオホス)とトゥルム遺跡
メキシコ3日目(到着日を除く)は、自力移動でのセノーテとトゥルム遺跡観光である。
セノーテ
メキシコユカタン半島には、数多くのセノーテがあり、多くの観光ツアーもあるため、計画時にはどこに行くのがいいか結構迷っていた。最終的に行先として選定したのは、日本では非常に有名なグランセノーテではなく、ドスオホスというセノーテである。選定理由は、プラヤデルカルメンから自力でで行けそうなことと、最も水が奇麗そうだったこと。常にそうなのだが、この選定にあたっても多くの方のブログを参考にさせて頂いた。プラヤデルカルメンからドスオホスへ行くには、コレクティーボという地元民が足として使ってるバンを使うことにしていた。まずは宿からコレクティーボのターミナル(下写真)まで徒歩移動。

そこでトゥルム行がどれかを教えてもらって乗車。乗車中の状態は下記写真である。降車は経路中ならどこでもよいらしいが、基本英語は通じないので、私はグーグル翻訳を使ってドライバーに降りたい場所を伝達した。本当に止まってくれるだろうかと少し心配したが、きちんとドスオホスの前で停車してくれて、運賃を支払い下車。尚、運賃は現金のみで、想定より多めに渡すときちんとお釣りをくれた。今回は、皆さんのブログ情報から一人60ペソを想定し、2人分として150ペソ渡したら、30ペソのお釣りをくれた。

コレクティーボ下車後100mほど歩くと、ドスオホスの入口(下写真)である。

入場料は皆さんのブログ情報よりさらに値上がりしていた。下記がいろいろなものがセットになったガイドツアーの内容と価格。受付に提示されていた。一応、これ以外に入場券は無いのか確認すると、「あるけどこれがお得。」とのこと。値上がりはしていたが、最初からこのガイドツアーにしようと考えていたので、そう迷うことなくチケットを購入した。

受付からセノーテまでは、2.5kmほどの距離があるが、一人50ペソ出せば車で送ってくれるというので、迷わずお願いした。そして到着したドスオホスセノーテのカウンターが下写真。シャワーと更衣室はこの建物の少し奥側にある別建物。ここでウェットスーツを身に着け、シュノーケルセットを借りるなど準備を整えた後、まずは1つのセノーテで慣れるための30分ほどの自由時間である。

下写真は最初に入ったセノーテであるが、これはツアー終了後に撮った写真で、日が差し込んで非常に美しい。我々が最初に入ったときは到着時間が少し早かったのか、曇っていたためかはわからないが、セノーテ内に日差しはなく、この青さではなかった。それでも水は非常に澄んでいて(コスメル島シュノーケル時より明らかに高透明度)非常に感動した。1月のセノーテは寒くて震えるのではないかと心配していたが、ウエットスーツのおかげかそれもなく、ほぼ30分プカプカとこの美しさを堪能していたのを覚えている。

慣れた後は、ガイドさんと別のセノーテを回っていく。その時の写真が下記。ところどころでは、日光が差し込み非常に幻想的は風景になっていたり、


非常に狭い鍾乳洞の中をすり抜けて進んでいくなど、日本では考えられないような探検気分になったり(下写真も水中。前を進む人のシュノーケルフィン(青)が少し見えている)、

水中や水上天井の鍾乳石の美しさに感動したり(下写真、ピンボケですが)、

想定をはるかに超える素晴らしい経験であった。少し値は張るが、ユカタン半島のセノーテに行かれるなら、みなさんにも是非ドスオホスのガイドツアーをお勧めしたい(ここしか行ってないので他と比較出来てる訳ではないが)。ガイドツアーを終えてから下記マップを見つけたが、どこをどう進んだのかわからなかった。それくらい複雑な鍾乳洞を結構長い距離案内して頂いたのだと思う。

尚、最初30分間セノーテに慣れた後、ガイドツアーの出発点までは数分間靴を履いて歩くことになり、このときにウェットスーツやライフジャケットから滴る水で靴が結構濡れるので、この移動用にスリッパ持参するか、濡れても良いマリンシューズなどで行かれることをお勧めする。私は普通のスニーカーで行って、これをベトベトにしてしまい、この日一日濡れた靴を履くこととなり、少し不快であった。
セノーテを楽しんだ後は、またセノーテ受付まで2.5kmの距離がある。帰りの車は待機していなかったが、係員らしき方にお願いしたら、車を呼んで頂けたので、帰りも50ペソ/人で車を利用した。
トゥルム遺跡
セノーテを楽しんだ後、大道路まで出てきたら、次はコレクティーボに乗らないといけない。多くのかたのブログでは、5分も待てばコレクティーボを捕まえることができるとのことだったが、確かにその程度でコレクティーボが目の前に停車してくれて、無事乗車することができた。次の目的地はトゥルム遺跡なので、前回同様グーグル翻訳を用いて、「トゥルム遺跡で降車したい。」とドライバーに伝えるときちんとその場所で停車してくれた。今回の乗車時間は5分程度と短かったが、今回の乗車も60ペソ/人であった。どうやらこの路線は1回乗車当たり60ペソのようである。確かに自由な場所で乗り降りできるコレクティーボでは、運賃を距離制にするのは難しいのであろう。納得。
降車後、近くのコンビニ(セブンイレブン)で軽く腹ごしらえした後、徒歩で遺跡入口へ向かった。事前勉強によると、遺跡に入るにはまず公園の入口で公園入場料を払ったあと、遺跡入口でもまた入場料が必要とのこと。1年前の情報では、公園入口はカードOKで355ペソ、遺跡入口は現金のみで95ペソ。ある程度の値上げは覚悟していたが、特に遺跡入口での95ペソが210ペソに値上がりしていたことで大変なことになりかけた。明日はメキシコ出国なので、持ってるペソはできるだけ使いたいが、コレクティーボなど現金のみのところもあるので、ある程度のキャッシュ余裕は必要。最終日はいろいろ計算して、今持参の現金だけで大丈夫なつもりであったが、公園入口での355ペソをカードで支払った後に、遺跡へ入る現金が足りないことに気付いた。公園への入場料は既に支払っているので、ここで遺跡を諦めると公園入場料を捨てることになる。幸いにもカードを1枚持っていた(セノーテのロッカーが不安だったので、貴重品は現金とカード一枚とスマホのみしか持参してなかった)ので、先ほどのコンビニのATMまで戻って現金を入手することにした。しかし、このATMどうやってスペイン語(多分)を英語表示に変更できるのかわからない。最後はグーグル翻訳でATMのスペイン語表示を訳してなんとか必要な現金を入手し、無事遺跡に入ることができ、ホッとした。
公園入口から遺跡入口までは1km弱あるように感じたが、ここには無料電動カー(下写真)が運航されていたので、これを利用。

遺跡はこじんまりとしたものだが、マヤ文明の遺跡とカリビアンブルーの海岸のコラボレーションが見事に美しかった。また、ここにはチチェンイッツアでは1匹だけしか見なかったイグアナを沢山見ることができた。

下写真はネットでもよく見かける場所で絵になる風景。少し残念だったのは、写真にある階段は通行止めになってることと、海岸に多くの藻が堆積していて白い砂の部分が少なかったこと。でも十分美しい。



下写真のイグアナを海を見ているのか、沖合の観光船を見ているのか、ただ日光浴をしているのか、よくわからないが(絶対単なる日光浴)、沖合には海から遺跡を見るためだろうか多くの小型観光船が行き来していた。

遺跡観光後は、またコレクティーボでプラヤデルカルメンまで戻ることになる。また道路でコレクティーボを止めないといけないかと思っていたが、先ほどのコンビニ前まで歩いて戻ってきたら、コレクティーボの運転手から声を掛けられ、すぐそばに停車中のコレクティーボに乗ることができた。どうやら私のような観光客も多く、ここでプラヤデルカルメン行の客待ちをして、ほぼ満席になったら出発しているような感じだった。間もなく出発した後は熟睡状態ですぐにプラヤデルカルメンに到着した。まだ日は高いが、連日のシュノーケリングと観光で結構疲れているようである。少し海岸でのんびり海を眺めたあと、夕食用のパンやバナナをコンビニで買い込んで、宿に戻った。明日はメキシコ出発である。少し眠って疲れを取ってから、荷造りなど出発準備をすることとした。

ポルトガルに向けて
毎日早く寝ているので、朝起きるのは苦痛にならない。この日も早朝に起き、朝7時発のバスに乗ることにした。ただ、昨日想定外のキャッシングをしたので、現金もそこそこ残っているが、2名分のバスチケットを買うには足りない。そこで、現金を全て使って、足りない分だけカードで支払いできるかバスチケットカウンターで聞いてみたらOKとのこと。ということでメキシコペソは無駄に残すことなく使い切ってメキシコを出発できた。下写真は早朝のバスターミナル。まだ日の出前なので暗い。確か日の出は7時すぎだったように思う。

メキシコで過ごした丸3日間。もう60歳を超えているのに、若いつもりではしゃぎすぎた。特に2日連続のシュノーケリングで疲れたように思う。そんなに寒く無いとは言え、冬なので、気温は20℃から30℃弱程度。水中ではよくても、水から出ると寒かった。疲れからか、セノーテあたりから少し喉が痛い。少し反省したが、終わったことはどうしようもない。次はまだ行ったことが無い国とは言え、何度も来たことのあるヨーロッパ。その次のエジプトに備えて、ここで少し休養しよう!とこの時は考えていたが、カンクン出発のフライトが機体整備により1時間遅れたことで、ゆっくりもできなくなってしまった。続きはポルトガル偏で記載する。
