このヨットを入手してから1年4か月経つが、インペラの状態は一度も確認していなかったので、一度点検してみることとした。私のエンジンはヤンマーの3YMで、海水ポンプ下流の最下部には海水ドレンプラグが付いている(下写真の黒ホース中央部下側)。インペラの点検や交換時には、ここから海水を排出して作業をするためであろう。しかしながら、これが完全に錆び付いていて開けることができなかった。

また、私のエンジンでは海水ポンプ上流側の高い位置に海水フィルタ(下写真左上の上部が透明蓋の容器)が取り付けられており、この中には海水がほぼ満タンに入っている。仮に海水ドレンプラグを開けることができても、海水ポンプ部の停止時の水密性が良くわからないので、フィルタ内の海水がすぐにドレンプラグまで流れてくるかどうかわからない。しかしこのまま海水ポンプのネジを緩めるとかなりの量の海水が漏れ出てくることになるので、キングストンバルブを閉じてエンジンを少し回し、海水フィルタ及び海水ポンプ内の海水をエンジン側に送ることとした。

それでも最終的にはエンジン側からの逆流もあるのであろう。海水ポンプの蓋を外したときには若干の海水が漏れ出てきたが、タオルで受けて吸わせる程度で済んだ。
下記はインペラの状態。羽根が1枚だけ反対方向を向いているのが少し気になったが、インペラそのものには損傷や摩耗は見当たらず、そのまま継続使用することとした。OリングとOリング溝は念入りに洗浄し、蓋を再度組み付け。エンジンを回して海水が排出されることと、海水ポンプ部より漏れがないことを確認して作業終了。

