水漏れ

ヨット整備

船内である探し物をしていて、一通り探しても見つからなかった。暫くしてから、「確か背もたれの後ろにも収納部があったぞ。」と思い出して、半年以上開けていなかった背もたれを倒して、順次中身を確認していてびっくりした。最初は入れていたガスコンロやガス缶の厚紙の箱が湿っているので、結露かな?と思ったのだが(沢山入れていたので水面は見えなかった)、取り出してみるとそこには大量の水が溜まっていたのである。下写真は収納していたガスコンロなどを取り出した後であるが、ここだけ大量の水が溜まっている。

下写真は水溜まり部を拡大したもの。一体どこから水が入ってきたのか?そしていつからこんなに溜まっていたのか?指に付けて舐めてみると海水ほどではないが、塩味である。恐らく少しずつ溜まってこれだけの量になったような気がする。物が一杯入っていたので、この状態でセーリングしていてもあまり波立たなかったのかもしれない。

ほかの部分は大丈夫かと思って、まず水が溜まっている左右の区画を確認したが問題無し。そして次に下側の区画も確認した(下写真)が、ここもほぼ問題無し。単なる物入の割には、しっかりと気密されていることもまた驚きでもあった。

ほぼ問題無しと書いたのは、よくよく見ると下写真のように少し水が垂れた跡と底の隅部にわずかな水溜まり(塩溜まり?)があったため。ただ、下写真の底隅部から隣に溢れた形跡はないので、ほんの少しだけ漏れてきたようである。

話を元に戻すが、溜まった大量の水を取り除いたあと、次にどこから侵入したのか調べたが、多分デッキとガンネル内側の隙間だと思う。ここに水を注ぐと少しずつではあるが、内部に流れてくることは確認できた。つまり雨が降ってここに水が流れたり溜まったりすると、少しずつ水が内部に入ってくるということだ。

そして、例えば下記写真は今年1月のセーリング時のものだが、こんな感じでセーリングしてることも多いの(フェンダーがぶら下がった状態になっていてお恥ずかしい限りであるが)で、こういうときにはガンネル内側に隙間があれば海水も入るのであろう。

こういう感じで雨水と海水が混じり、海水ほどではないが少し塩味の水が溜まったのだろうと推定した。

ガンネル内側はよく見ても明確な隙間や傷は無いが、まずは漏れてそうな場所(長さ40cm程度)をシリコンでシールすることとした(下写真)。

数日後、雨が降った後であったが内部への漏れは確認できなかった(下写真)。「良し、これでいいだろう!」と思ったものの、取り敢えず暫くここに荷物を入れるのはやめておくことにした。

その後、2時間ほどセーリングして戻ってから確認したら、内部に少し(深さ1-2cm)水が溜まり始めていてショック(下写真)。

シールが不十分だったということだ。雨よりもセーリング時の海水の方が漏れやすいということは、主な漏れ箇所はガンネルの外側か? とすると次に漏れ箇所として気になったのは、以前修理したガンネル割れ箇所(木製ガンネル修理 | Exciting Life Beyond the Turning Point)。確かにここにはガンネル外側に完全に塞ぐ事が出来ていない割れ部の隙間があるが、これは水が溜まっていた物入れ区画より1m程度バウ側に位置する。なのでここから水が漏れたなら、船内に水が漏れて溜まる位置ももっとバウ側になるのが自然だとも思ったが、他に漏れ箇所も無さそうなので、ガンネル割れ部にもシリコンで防水することとした(少しわかりにくいが下写真)。

さらにガンネル内側もシール箇所を延長し、前回は長さ40cm程度だったものを、下写真の2本のスタンション間全域に拡大。

取り敢えず、今のところこれで漏れは止まっているようである。暫くは水が溜まっていた区画には荷物は入れずに様子見したい。

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