電動オートビルジポンプの設置

ヨット整備

現在設置されているビルジポンプは手動ポンプのみ。これまでにテスト作動を除き使ったことは無いが、これが必要な事態は非常事態。シングルハンドが基本の私の場合は、こんな事態では手動でポンピングだけをしている訳にはいかないだろう。ということでずっと電動オートビルジポンプの設置を考えていたが、先日手動ポンプの修理をした(マニュアルビルジポンプの修理 | Exciting Life Beyond the Turning Point)時に、シンプルなビルジポンプシステムの構成を思いついたので動き出すこととした。実はこれまでなかなか動き出さなかったのは、手動ポンプを残したまま電動ポンプを追加するには、ビルジホースを1本追加する必要があるが、この追加ホースを通すスペースが狭く、結構大変だったためである。しかし、手動ポンプの修理時に手動ポンプの内部構造まで確認でき、ポンピングしないときにはほぼ抵抗なく水を流せることがわかった。一方、電動ポンプは、遠心ポンプであればポンプ停止時の流路抵抗は非常に小さいだろうと思ったので、これを選べはビルジホースは1本で、「ビルジ溜まり→電動ビルジポンプ→ビルジホース→手動ビルジポンプ→ホース→船外」という構成で、どちらのポンプを単独で動かしても作動するように思えた。構成は下図のイメージである。本当にこういう使い方をしていいのか、何か見落としがあるのかも知れないが、今は思いつかない。

ポンプはあまり詳細まで比較検討した訳ではないが、アマゾンでよく見かけていたことと、コンパクトで設置も簡単そうだったこと、構造が遠心ポンプであったことより、「オートビルジポンプ06シリーズ【12V/1100GPH】、下写真」を購入。

購入して最初に確認したのは、ポンプ停止時の流路抵抗。内部構造を確認してもスカスカだったのはわかったが、ポンプ吐出口を咥えて息を吸い込むと全く抵抗なく吸うことができた。少し苦労したのは、ポンプ吐出口(Φ28.5)とビルジホース(Φ25)の接続。これはポンプ購入前から分かっていたが、意外と接続部品が見当たらない。いろいろ探して、下写真のゴム製集塵機接続アダプターを使うこととした。

ビルジポンプの設置は、説明書には「ハルにビス止め」となっていたが、気分的にハル底面を傷つけたくなかったので、手元にあったステンレス部材にポンプを固定して倒れないようにし、ビルジ溜まりに設置(置いただけ、下写真)。尚、下写真の下側に写っているのは従来使っていたストレーナで、簡単に言えばこれを電動ポンプと置き換えただけである。

電気スイッチは、ビルジポンプ用のON-OFF-AUTOの3位置のものも売られているが、ONにすることはほぼ無いだろうと考え、シンプルで設置も楽そうな小型のスイッチとし、他の電源スイッチ近くに設置した(下写真)。

尚、この電源はサービスバッテリーよりヒューズを介して直接配線しており、ヨット不在時も常時AUTO状態(ブルーLED点灯)で使う予定である。

最後に、作動を確認。AUTO状態でビルジに水を流し込むと、一定量以上の水位でポンプが回りだし水を排出してくれた。手動ポンプよりかなり大きい排出能力と感じた。次に電動ポンプをOFFにして、手動ポンプだけを作動させたが、これも問題なく排水できた。これで少し安心度がUP。一生使うことが無いことを祈っているが。

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