ムアリングフックDIY2

ヨット整備

以前、係船環に舫を取るためにムアリングフックを自作した(ムアリングフックDIY | Exciting Life Beyond the Turning Point)。まだ一度も実際に使ったことは無いのであるが、このフック(下写真)の先端形状で本当に地面に置かれた係船環を引っ掛けることができるのか気になっていた。

ところが2日前にマリーナに行ったときに、桟橋上でお会いしたYさんから、Yさんが自作されたムアリングフックを見せて頂き、「このフックの方が絶対係船環を拾いやすいはずだ!」と感じ、早速作ってみることとした。購入が必要なものは下記写真のセーフティフック。これは帰宅後アマゾンで発注し翌日入手。

まずは不要な部分の取り外しである。これはピンをドリルで破壊し簡単に取り外しできた(下写真)。

次はここにボートフックに取り付けるための棒状部材を取り付ける必要がある。これは自宅にあった端材(アルミ、断面3x20mm)を活用。取り付けた後の構造は下写真のようになり、このアルミ部材に写真右側からパイプが被さってボートフックに繋がることになる(一番下の完成写真を見るとわかりやすい)。Yさんはパイプ部分をステンレス削り出し?で製作されていたが、私にはそんな高度な技はないので、まずは塩ビパイプで製作してみることとした。自宅に丁度内径Φ20の塩ビパイプ端材があったので、これを使うこととしたが、2枚合わせて厚さ6mmとなるアルミ部材はこのままではパイプに入らない。

しかし上写真のように組み付けてしまうとアルミ加工が非常に困難になるので、一旦フックと同じ厚さの木材を挟んでパイプに差し込む部分を削ることとした(下写真の右半分)。アルミ部材の上下をΦ20のパイプ内径に合わせて削るのはなかなか難しかったが、現物合わせで少しづつ加工した。

そして下写真が完成状態である。塩ビパイプにはボートフックとの干渉を避けるための溝加工とボートフックに紐で固定するための穴加工を実施(試行錯誤だったので不要な穴も有り)。ボートフックの先端に取り付けて紐で固定し、その塩ビパイプにアルミ部材を差し込んだ状態である。まだ舫ロープは取り付けてないが、セーフティフックの右端の丸穴に取り付ける。書き忘れてたが、フックの可動部の塩ビパイプに接触する部分は、元々円弧状であったものを直線状に除去加工してある。下写真を見て頂ければわかると思うが、この直線部分が塩ビパイプに接することでフックが開いた状態で固定される仕組みである。そしてフックを係船環に掛けた後でパイプをボートフックと共に引き抜くとセーフティフックが閉じるのである。私の製作精度が甘く、下写真の状態でフックが完全に開いた状態ではないが、係船環に掛ける上では問題ないレベルなので、まずはこれで使おうと思う。またパイプが塩ビなので段々摩耗していくとフックがさらに閉じてくるだろうが、頃合いを見て改善したいと思う。少なくとも以前自作したムアリングフックよりは、係船環にうまく引っ掛けられそうな気がする。

もう一つ書き忘れていたが、セーフティフック先端も2か所削りによる除去加工をしている。少しでもフック先端が地面に近くなって、係船環を拾いやすいようにしたつもりだ。セーフティフック購入直後の上の方の写真と見比べて頂くと、加工部位がわかるかも知れない。

今これを書きながら気付いたが、以前製作したムアリングフックも先端形状を加工すれば、少しは係船環を拾いやすくなりそうな気がする。いつかやってみようと思う。

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