アラスカ2770km@2026.6(後半偏)

6日目:デルタジャンクション~バルディーズ

宿で朝食後、宿の隣のガソリンスタンドでアラスカ2回目のガソリン給油を行ってから出発。前半偏でも記載したが、ここではクレジットカードを使ったので、全く問題無くすんなりと給油できた。今日も天気はそこそこ良く、段々と見慣れてきてはいるが、絶景が続く。下写真は延々と伸びるアラスカパイプライン。フェアバンクスでわざわざ見に行かなくても、バルディーズへ向かう道路沿いでいくらでも見ることができた。また、こちらの方が絶景の中をずっと続くパイプラインを見ることができ、見応えがある。

下写真の奥には氷河が見えるが、これも普通の景色になってきている。

暫く行くと、標高が上がってきたからであろうか?6月ではあるが、道沿いの湖がまだ氷結していた。

上の写真の後、暫く走ると、小さい街ではあるが、Glennallenという街を通過。後日スワード方面へ向かう時にここまでは戻ってくる地点である。この先も走っていると景色はどんどん変わっていくので飽きない。趣の異なる絶景が続く。

下写真はバルディーズ直前の峠越え地点にある氷河である。ここへ来るまでにも氷河は何度も見えたが、この氷河は結構近くから氷の青さまで見えるので迫力があった。

そして峠を下ると、下写真のような滝が出迎えてくれる。

バルディーズの町へ入る前に、小さい飛行場の奥にある小さい氷河湖を見に行った。この奥にある氷河は見えないが、氷河から生み出された氷で埋め尽くされた湖が目の前にあった(下写真)。

その後、バルディーズへ。静かな小さな町でよいところである。時間があったので、まだ開館中であったWhitney Museumを見学。ここも無料ではあるが結構見応えはあった。その後は宿(Keystone Hotel、ここで2泊)でチェックインしてから、食材の買い出しに行き、宿の共用電子レンジを使って夕食を頂いた。

7日目:バルディーズ

下写真はホテル前で早朝に撮った写真だが、本日は快晴である。

本日は9:00出航のクルーズ船での観光を予約していたが、朝食後に時間があったので、すこし港周りをドライブした。こじんまりとした港でいいところである。景色も良い。尚、アラスカパイプラインの南端は、このバルディーズであり、ここでタンカーに積み込まれて運ばれていくらしい。

クルーズ船は予定通りほぼ9時に出航。景色が素晴らしいので、最初はそれを楽しんでいたが、暫く進むとラッコが出迎えてくれた(下写真)。

その次は鯨である。

時々、立派な尾びれも見せてくれた(下写真)。

少し進むと、水上に縦にジャンプ(ブリーチングというらしい)している鯨がいた。何度もジャンプし、なかなかの迫力である。ただ、次にどこでジャンプするかわからないのと、ジャンプは一瞬なので写真には撮れず。唯一撮れた写真は着水後の水しぶきのみ(下写真)である。それでもブリーチングを見ることができるとは全く期待していなかったので、感激。

氷河から流れ出す氷も青く輝き美しい。

クルーズ船が岸寄りを進んだり、結構狭い水路を進む(下写真)時には、海岸沿いに熊が居ないか探していたが、結局熊を見つけることはできなかった。

最大のクライマックスである氷河に使づくにつれて、氷上で休憩するアザラシが多くなってくる(下写真)。

そして氷河が見えてくる。これまで見て来た氷河とは異なり、海に直接流れ込む氷河を見るのはこれが初めて。最初は小さいが、近づくにつれてその大きさ高さの迫力に圧倒される。

下写真の右側には小さい船と人影が写っているが、これと比べると氷河の大きさがある程度イメージできるかと思う。

初めて見る海に流れ込む氷河、天気も良く、圧巻の景色であった。

20分程度であったか? 氷河見学を楽しんだ後、クルーズ船は港への帰路についたが、戻る途中では、数頭のシャチに出会うことができた(下写真)。

また、岩辺に寝そべっていたり、航路浮標で休憩中(下写真)のトドにも出会え、海の生き物には結構出会えたと思う。

下船後の撮影であるが、下写真が我々が乗ったクルーズ船。7時間半のクルーズ予定が、多くの動物に出会えたこともあったのかもしれないが、8時間半ほどの乗船時間となるなど、大満足のクルーズであった。

折角の海辺に来たので、本日はアラスカに来て初めての外食をすることに。グーグルマップで探して、下写真のThe Fat Mermaidというレストランで美味しい魚料理を頂いた。

夕食後、散策していると、港の魚を捌いているところで、魚の切れ端を狙っている白頭鷲を発見。白頭鷲はアラスカに来てから何度か見ているが、こんなに近くでじっくりと見たのは初めて。なかなかの迫力である。

バルディーズはアラスカのメインの観光地からは少し離れており、十分な時間がないとなかなか観光ルートに入れるのは難しいと思うが、ここへ来る途中の景色も含めてなかなか良いところであった。

8日目:バルディーズ~パーマー

本日は次の目的地であるキーナイ・フィヨルド国立公園へ向けての移動日である。ただ、キーナイ・フィヨルド国立公園までは少し遠く、途中のパーマーという場所で一泊する予定にしているので、あまり急いで行動する必要のない一日である。我々は宿から約180kmのところにあるSt. Elias Visitor Centerを最初の目的地として朝食後に出発した。本日は天気が悪く、最初の峠に向かって標高が上がるにつれて霧がどんどん濃くなり、一番視界が悪い所では、約10m程度くらい?と、過去経験の無いくらい濃い霧ではあったが、最徐行で通過。バルディーズに来るときに見た氷河や絶景は全く見えなかった。しかし、内陸に進むにつれて天気は回復し、St. Elias Visitor Centerではほぼ晴れ。下写真のような森の散策も少し楽しんだが、ここは意外と蚊が多く、屋外には長居せずに主にビジターセンター内で展示物を見たり地域紹介の映画を見たりして過ごした。

その後も天気は良くなったり悪くなったりの一日。下写真撮影時は雨であったが、タンポポが美しい。尚、このタンポポは、6月のアラスカではそこらじゅうで見ることができる。

沿道には、アラスカでは観光客が登ることができることで知られているマタヌスカ氷河(下写真)を見ることもできた。ちょっと寄ってみたい思いもあったが、今はツアーでないと登れないらしく、ツアーも一人数万円だったので、ここは通過。

本日の宿であるAlaskan Dream Bed and Breakfastは、スーパーから少し離れた場所にあるので、スーパーで食材入手後に宿に向かった。パーマーは観光地ではないので、あまり宿泊する人もいないのであろうか、下写真のように素敵な宿ではあるが、本日の宿泊客は我々含めて2組だけであった。素敵なキッチンや食堂も占有状態で、夕食を準備し、まだ明るい景色を楽しみながら頂くことができた。宿の周りにもムースは居るとのことで探してみたが、残念ながらここでは出会えず。

9日目:パーマー~スワード

パーマーからアンカレッジ経由でスワードまでは寄り道しなければ270km程度なので、今日も景色を楽しみながらのんびりと移動である。アンカレッジを通過後、海沿いのパーキングエリアに立ち寄ると、山の上を双眼鏡で眺めている人がいる。何か聞いて双眼鏡で確認すると、マウンテンゴートを見つけることができた。アラスカに来て初めて見るマウンテンゴートである。ただ、遠くて小さいのでとても写真には撮れなかった。次に向かったのはポーテージ湖。ここはウィッターという氷河クルーズが有名な港町への入口沿いでもあり、下写真のように湖の奥に氷河が見える美しい場所である。ビジターセンターもあり、ここで少しゆっくりとした。

そこからは少し戻ってから次は三叉路になっているターン湖(下写真)までドライブした。ここも何もないところであるが、ハクチョウが居たり、ビーバーの巣のようなものが見えたり、静かだが美しい場所である。

そこから次はスワーズ手前のBear Creek Weirという水産養殖場?に向かった。サーモンが遡上するのは8月末頃だと思っていたが、クルーズ船で一緒になった人から、「遡上タイミングはサーモンの種類によって異なり、6月の今遡上するサーモンもいる」と教えてもらったので、行くことにしたのである。するとイメージしていた真っ赤になったサーモンではなかったが、沢山のサーモンが頑張って堰を乗り越えようと跳ねているのを見ることができた(下写真)。

上の写真の泡立ってないところでもわかるかもしれないが、少し下流を見ると沢山のサーモンが泳いでいる。

ホントはこのサーモンを取りに来る熊を見ることができれば最高なのだが、残念ながら熊は見つけられず。この川はBear Creekという名前がついてるし、この川の上流にはBear Lake(下写真)という湖があるので、運が良ければ?熊に会うことができるのだと思うが残念である。

次に向かったのは、Exit Glacier。下写真の一般客でも歩きやすい展望台までなら、往復1時間程度か。写真の2005という看板は、氷河の先端があった時期を示しており、2005年にはここまで氷河があったということ。道の途中にはこの年代を示す看板が多数設置されており、氷河がどんどん短くなっていることがわかるようになっている。

氷河散策後は、スワーズの少し手前にある宿にチェックイン後、食材買い出しと港散策のために、スワーズまでやってきた。ここも美しい港町である(下写真)。

この日は夕食の様子を写真に撮ってみたのでご紹介。毎回こんな感じであるが、ご飯と野菜と味噌汁(カップ内)とウインナー。ウインナーはサーモンになったりもするが、何れにしても電子レンジで食べることができるものに限定される。しかし、たっぷりの野菜と美味しいご飯、味噌汁で満足の自炊であった。

10日目:スワード~スターリング

この日は2回目のクルーズである。1回でも良かったのだが、天気が悪かったり、あまり動物に出会えなかったりということを考え、せっかくアラスカまで来るので場所違いで念のために2回予約をしていた。

出港時は雲が低く、景色はいまいちだったが、だんだんと回復してきた。下写真はクライマックスの氷河。

本日は曇りで、氷河の色や景観は前回の方が良かったが、海に落ちる氷塊はこちらの方が多く見ることができた。意外と小さい(遠くから見てるので小さく見えるだけかも知れないが)氷塊でも、水に落ちた時の飛沫と音は思った以上に大きい。下写真は氷塊が落ちて水飛沫が上がる様子である。

今回のクルーズでも、アザラシ(下写真、港内)、や

ラッコ、

鯨(2頭、船と比べるとその大きさがわかる)、

シャチ、

トド、

など多くの動物を見ることができた。帰港時には天気もすっかり良くなり、再び美しい景色が。

尚、今回のクルーズ船は下写真。

港では、その日釣りあげられたハリバット(カレイの仲間)と、釣り上げた人が記念写真を撮っていた。

その後は、一度昨日通った三叉路(ターン湖)まで戻ったあと左折して、スーパーで食材購入後、スターリングという町の沿道の宿(下写真、Hibernation Station)へ。

11日目:スターリング~アンカレッジ

この日は実質的なアラスカ観光最終日で、アンカレッジへ戻る日である。比較的ゆったりと計画を組んでおり、特に目的地は無かったので、景色のいいところで休憩しながらのんびりと移動した。宿泊地であるスターリング周辺は、釣り人憧れの地らしく、サーモンが遡上するキーナイ川の川辺には多くの釣り人がほぼ等間隔に並んで釣りをしていた。中には下写真のように船に乗って釣りをしている人もいる。

所々に下写真のような船の発着場があって、多くの人で賑わっていた。

下写真は、ポーテージ湖下流で船遊びを楽しむ人々。気持ちよさそうである。

時間があったので、アラスカの動物を観察できるAlaska Wildlife Conservation Centerへ行こうとして、入口まで行ったのだが、丁度その時、入口近くで野生の親子連れのムースに出会った。車から降りて観察していたが、ムースは我々のすぐ近くの道路を横切って(下写真)、移動していった。ムースとの距離はこれまでで最短である。センターの入口までは50m程度であったが、再度車に乗ってUターンし、ムースの向かった方向へ。そこでまたムースを観察することができた。すっかり気分は高揚し、Alaska Wildlife Conservation Centerへ入らなくてもいいや、という気分になり、結局辞めた。

その後は、アンカレッジまで。チェックイン後、ビジターセンターに向かったが、既に閉館後であった。

少し市街を散策後、この日はアラスカ2回目の外食を、楽しんだ(@Orso)。

12~14日目:アンカレッジ~日本

本日は帰国であるが、帰国便が夜発ということと、帰国翌日から仕事なので、この日はレイトチェックアウトをお願いして、午前中は寝れるだけ寝た。チェックアウト前にシャワーを浴び、時間つぶしに世界最大級のチョコレート滝があるAlaska Wild Berry Products(下写真)を訪れた。

下写真はそのチョコレート滝である。

この日は、父の日ということで、父である人には無料でアイスクリームが配られており、私も頂くことができた。ラッキー。

その後は空港周りの海辺に行ってのんびりしたりして時間を潰しながら、18時頃に空港でレンタカーを返却。セキュリティを通過後、空港内でアラスカ3回目の外食後、帰路についた。帰りはヒューストン経由となり、ヒューストンまで来て久しぶりに日本人に会った気がする(アラスカ旅行中は認識の限りでは一度も会わず)。ヒューストンから羽田へのフライトでは、時々フライトマップを見ていたのであるが、アンカレッジの真上を通過。東京~アンカレッジ間はもし直行できれば約7時間のフライトだが、帰国便ではほぼ21時間の搭乗時間となってしまった。全体的に天気に恵まれ、熊には会えなかったが、多くの動物にも出会え、景色も美しかったアラスカ。直行便が飛ぶようになればまた行ってみたい。

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